ノラネコ団集会#1開催
2021年3月19日に第1回本巡るノラネコ団集会を開催しました。
今回はアフリカドッグスの中須俊治さんと、鍼灸メリディアン烏丸・鍼灸師の中根一さんの対談でした。
2時間近くの対談で色々と書きたいことがございますが何点かピックアップして
詳しくは、本巡るノラネコ団サロン内にてノーカット版動画を発信しています。
本巡るノラネコ団:https://www.noraneko-books.com/
主語が「業界」なのか「私ごと」なのか?
現在のSDGsをはじめ社会問題に取り組む中での違和感を持っているアフリカドッグス中須俊治さんが質問したことに返答したのが、「多くのSDGsなどで論じる社会問題は、ついつい私ごとの問題と業界の問題がごっちゃに話してないか??」という鍼灸師中根一の返答に至極納得する中須さん。中根さんは誤解を覚悟して言うならば「業界はどっちでもいい??」自分のフィールグッドとフィールバッドを線引きして活動している。もちろん自分の周りにいい影響を与えたいとも思っている。
苦労は味わい
「Go to Togo」を読んだ中須俊治さんへ中根一さんから、
わざわざメンドクサイ選択をするのか??という質問を話していく中で、
若い時に苦労だと思っていたものは、時間が立つと味わい深いものになる。
SDGsと東洋医学・鍼灸の思想
中須さんがこれまでみてきたソーシャル業界の視点としてSDGsとリンクするサスティナブルやダイバシティなどの考え方は、日本に仏教伝来と同じ時間に伝わってきた鍼灸漢方などの東洋医学に脈々とある老子荘子からはじまる老荘思想に親和性のたかいヒントがあるのではないか?と思っている。だからこそ東洋医学を今学んでいる。今月だけで7冊読んだとのこと。
本巡るノラネコ団について
今回の集会は第1回目の集会と言うことでノラネコ団にも言及された。
本というスポットが当たるようで当たっていないもの、ましてや無価値になった本を循環させるコミュニティにはどのようなことが生まれるのか??本は石についで長い期間情報が残せるツールである。長い時間の中で何が生まれるのか??
次回のノラネコ団集会は5月22・23日に京都市内mumokutekiホールにて開催を予定しています。